◆創作「青嵐」本編、【風雲濫觴】の六話目を更新。
サリフが(常識に)弱く、(戦闘に)弱く、(頭が)弱い編でもありました。世間知らずというか、良くも悪くもおバカさんなところが出ているといいかな。それから、師弟(仁+刃)の温度差とか。 次回からは白虎編です。砂漠にGO!
ちょっと書いておきたかったこと。(ざっくり描いてもみた)
 「青嵐」世界観は中国モデルなのですが、中国には“お辞儀”の習慣がないそうです。頭を下げる礼法はあっても、日本のそれとは意味合いが違っているそうな。 挨拶あるいは友好(敵意がないこと)のアピールに使われているのは、“拱手(きょうしゅ)”。画像のサリフのような動作です。男性は左手で右手の拳を包み、女性は右手で左の拳を包むのが正しいやり方だそうです。凶事の挨拶の場合は、左右を逆にするとか。 正確には、右袖口から左手先を入れ、左袖口から右手先を入れ、そうしてできた腕の輪を前につき出してその中に頭を入れるもの。 拱手して頭を入れるお辞儀は、中国では最敬礼にあたるとのことなのですが、最新話(風雲濫觴6)で、春香がサリフに対し「深く頭をたれる」シーンがこれのイメージです。彼女はサリフを同じ巫として重んじている、というアピール。 まあ、基本は画像の程度です。
最近まで、この動作をなんと表現していいのか知らず、頭の中では拱手しているシーンを「礼する」など表記していましたが、先日、拱手していることを「拱する」もしくは「揖(ゆう)する」と言うことが解りましたので、公開している小説で、それに該当する箇所を修正しています。 ……でもうちの子めっちゃ頭下げてなかったのでほとんど変わらなかったです。(とおいめ) いいんだ、こだわりなんだ……。
今後の小説でも、挨拶や(そこそこの)謝意での「礼」は「拱手」の表現にするつもりです。 自分で間違わないよう、戒めな意味で日記に書き書き。
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