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Pentecost.
2011/03/30[Wed]
◆創作「青嵐」に漫画【追えない背】
  戦争時代の仁と宵藍のワンシーン。漫画は断片的にしか描けぬ。


 戦友組に対するセルフ熱がやまないです。あの二人の関係・設定が我ながら好きすぎるだろうと……。

 【追えない背】は、短編【紅染めの袖】とほぼ同じ時期の話です。二人が二十歳前後くらいで、中規模の部隊を任される程度の実力をつけた頃。(※戦時下なので上の席がすぐ空く=出世が早い) 仁も宵藍も、まだまだ若いです。色んな意味で。何かと勝手で、一方的。


 上記二作をかいてみて、仁と宵藍は、本当に対照的な二人なのだと思いました。
 宵藍は、仁に干渉したがりですが、仁は、宵藍の干渉に先手を打ってさせないようにしています。【紅染めの袖】【追えない背】のどちらも、宵藍は、仁の方を見て喋っていますが、仁は、あまり宵藍の目を見返して喋る事はしていないです。宵藍は真っ直ぐ、仁はひねくれ者。
 しかし、互いに相手への友情はちゃんと持っていて、宵藍は肩を並べて戦う事で、仁は自分が汚れ役を買う事で、その思いに忠実であると思っています。ただ、前者の行為は目に見えやすいですが、後者は見えづらいし、危なっかしい。しかも、仁は外見がアレ(小柄・華奢)なので、気付いた時の驚怖というか、愕然とする気持ちは強いでしょうね。
 脆そうな癖に無茶をされるとか、友人としては堪ったもんじゃない。

 例えば、相手が怪我をした時、
 宵藍は、その怪我が治るまで、相手が無茶をしないように見張りながら、できるだけ近い場所にいる人間だと思います。
 仁は、その怪我を負わせた犯人に、黙って復讐しに行くような人間です。


 ……もうしばらく戦友組熱は続きそうですね……。自給自足!



 ▼以下、血液型ゲノムなるものを、なりきり回答でトライしてみました。

サリフ⇒真面目なA型
刃⇒天然B型
仁⇒怠けがちな意地悪なAB型
宵藍⇒真面目なO型

 なにこの合致感www
 私ってば我が子の性格を把握してんな、って自惚れておきましょうか。
 ちなみに私はケチで計算高いB型でございました。

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