本日、友人が連れて来た患者が変人だった。 「変な外人」と称すると、中東系で髭びっしりの濃い顔や、やたら色素の薄い太ったギョロ目――勿論、これは自分の偏見である――が想像されるのだが、その国籍不明の患者は、赤い髪以外これと言って特徴のない男だった。あとは「日本語がお上手ですね」くらいしか話題を出せない。 そんな外人は、今、テラスで一人コーヒーを飲むことに悪戦苦闘している。右手にカップを持ち、“自分の左手”でそれを阻止していた。たまに空中のどこかを見ては、困ったような顔ではにかむのが奇っ怪である。 「彼がメールでよこしてきた?」 「そう。僕の親戚が引っ張ってきた患者さん。『左腕にお嬢さまの幽霊が憑いちゃってるんだ』ってさ」 「精神医学はオカルトじゃないぞ」 「分かってるって。それで、彼のこと頼めるかなあ」 「別に、患者なら診るさ」 「ありがとう柴田君、ここはお兄さんが奢っちゃう」 「タバコにしてくれ。今度、税金あがるから」
▼▼▼ という冒頭部しか書けず投げた文章の供養。(兼、広告消し) 医療関係の知識に明るくないので、きちんとした話にできる気がしなくなったのが原因。せめて舞台設定を現代日本にすればなんとか、と思ったのに扱いたい題材その他がややこしすぎた……。
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