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Pentecost.
2014/04/03[Thu]
 暇だから、『青嵐』キャラの結婚・恋愛事情についてペラッと書いてみたいと思います。(`・ω・´)
 とは言え、私が枯れ果ててるタイプなので、だいたいアケスケにしょっぱいです。はい。


サリフ
 昔から漠然と「スレンと家庭を持つんだろうなー」と思っていたし、スレンもそう考えていただろうけど本編。\(^o^)/
 生まれてこの方、小さな里の中、親戚(シフ族)に囲まれて過ごしていたし、同族同士で結婚するのが当たり前な閉鎖的一族だから、恋愛? 親愛? どっちがどっち??? 状態。里を出た今後もその調子で行くだろうから下手すると相手泣かせになる。
 青龍邂逅編の終わりで独身宣言(ピアスのくだり)もあったし、自主的にも恋愛沙汰は忌避しそう。
 おまえそれでも健全な青少年か。

テムル
 若い頃はやんちゃしたかもね!
 一応、結婚経験はない。(精進潔斎の一環)

ジュチ
 恋愛経験もなければ結婚の予定もなく。(精進潔斎の一環) 願望はあるかも知れないけど所詮は憧れどまり。


 恋愛経験は豊富。ただ、精神的には「とても一途よ」って感じ。肉体的な方はお察しください。なおネコではないがリバも可。
 生涯的な伴侶が欲しいか欲しくないかで言ったら、そういう要求はあんまりない。同じ感覚の相手と、その場限りなことが多い。案外、即物的かもしれん。
 ただ、その時その時でも、ちゃんと相手を好きなことが大事。だってそうじゃなきゃ虚しいもの。


 面倒くさがり+適当=爛れてると思いきや、他人と関係を掘り下げたがるタイプでもないのでサッパリしてる気もする。ただ、恋愛はさておき“お付き合い”の経験幅はレギュラー屈指っぽい。
 結婚? 興味ねえわ。おまえさん、こういうやつにかかずらって数日数ヶ月と無駄に過ごしたいか? っていう思いやりで予定も願望も皆無。恋情がスッポ抜けてる疑惑もある。
 刃や春香とか、周辺の人物も、仁が結婚する可能性を微塵も見出せない。(いらない感じが凄まじい) 太清には一度「結婚するつもりはないのか」って聞かれたけど、必要ないのでって返した。


 仁のせいで恋愛関係の幻想・願望はだいたい死んでる。
 身の回りの大概が自分一人でできてしまうので、「ああ、確かに必要ねえなー」って感じになってしまってる。性欲? それより勉学と鍛錬だ! って書くとすごく健全そうだけど、単に無意味扱いしてるだけなので、別にウブでも純情でもない。多分こいつには女の裸=デッサン対象(ただの塊扱い)みたいなことになってる。
 なお、性経験はある。年頃になってすぐ、仁に花街へ蹴り込まれたため。

春香
 巫の能力を継ぐ人間が必要なので、このまま順当に行けば、いずれ他家の皇族に嫁ぐことになる。……と、学んでいるため、結婚への憧れは持っていない。結婚=政略で当然、という価値観。そのために身も清い。
 ただ、昔の一目惚れが微妙にこじれて内心めんどくさいことになってると思われる。

太清
 姉と同じく、結婚=政略で当然、という考えをしている。跡継ぎは欲しいので確実にする。
 また、恋愛は、人生経験を豊かにし、多様な価値観に触れる良き好機、というような見方。思春期にしては冷めた視点である。美姫は好きだぞ、とか言ってもなんか嘘くさいよ……。
 妃とする相手の条件もとい理想が、近場のハイスペックのせいでガン上がりしている自覚はある。

宵藍
 ぶっちゃけこいつが一番酷い気がする。
 多感な少年期、某同期に慰安な溜まり場へ蹴り込まれて以降、欲求→解消の流れを開き直ったことを始めとし、そのまま戦狂な生活を続け現在に至るため、情緒なさすぎ殺伐すぎ即物的すぎ……な状態になっている。顔面偏差値が高い女より、まあまあ肉付きのいい気立て女を取りそうなあたりがマジ。
 家庭が欲しい<<<(超えられない壁)<<<仕事しよう という感性なので、特定の恋人さえいない、持たない。だが、贔屓というか馴染みの娼婦さんならいる。
 なのに、バツが四つ五つくらいついてる。
 どういうことかと言うと、身分(名家の出であり将軍職)があり将来的にも有望なので、娘を嫁がせたい・婿に迎えたいという人物は多い。顔が精悍なものだから、お嬢さまがたに恋慕されない訳でもない。→だが当人にアプローチしてもなしのつぶてなので、遠征中などに「彼は娘(自分)と恋仲だ」的な噂をバラまき、周知の事実状態にする。→遠征終わりの当人、職務に影響しなければどうでもいいので流され結婚。→でも当人が仕事中毒なので、嫁が無視や孤独に耐えられなくなり離婚。→最初に戻る。
 離婚までの流れすら勝手にさせてる気がするし、当然のように、引き止めることもなければ問いかけることも“まったく”ない。
 酷い。
 真面目に結婚を考えさせでも、相手に要求するハードルが上記の某同期のせいで鬼畜の高さである。

曙紅
 想った相手が悪すぎて結婚その他は諦観気味。お付き合いの誘いはたくさんありそうだけど全部蹴ってる。
 感情の経験より肉体の方が先行してしまったので恋愛観はドライである。心と体は別物、という感覚は多分レギュラーで一番。体は仕事に使いますので、別でなきゃ困る。

章丹
 レギュラー唯一の妻帯者。(子どもはまだいない)
 多分、レギュラーの中ではもっとも結婚や恋愛の感覚が普通。妻・ユエとは上司と家の勧めで結婚したが、愛情や愛着はあるし、貞操観念もきっちりしている。ユエの壊滅的な手料理も、文句をつけつつ、一緒に完食してやれるくらいの愛はある。章丹自身は、「長いこと同じ家にいれば情も湧いて当然でしょう」とか言いそうだけど。

ネルグイ
 考えようと思ったら脳内で睨みを利かされた感があったので沈黙。だいたいネタバレだからか。


番外:青龍さん ※現パロ限定人
 来る者拒まず去る者追わず。特別視はサリフくらいなので、他の人たちはだいたいとても平等に扱っている。必要なら与えるし、要らないのなら去る。それだけ。
 恋人? 欲しいならなろう。
 伴侶? 欲しいならなろう。
 別れたい? そうか、ならそうしよう。――終了。
 欲しがれば愛でてはくれるから、宵藍よりはマシだと思う。



以上、追記でたたもうかと思ったけど面倒だからこのままで!

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2014/04/02[Wed]
 本日、友人が連れて来た患者が変人だった。
 「変な外人」と称すると、中東系で髭びっしりの濃い顔や、やたら色素の薄い太ったギョロ目――勿論、これは自分の偏見である――が想像されるのだが、その国籍不明の患者は、赤い髪以外これと言って特徴のない男だった。あとは「日本語がお上手ですね」くらいしか話題を出せない。
 そんな外人は、今、テラスで一人コーヒーを飲むことに悪戦苦闘している。右手にカップを持ち、“自分の左手”でそれを阻止していた。たまに空中のどこかを見ては、困ったような顔ではにかむのが奇っ怪である。
「彼がメールでよこしてきた?」
「そう。僕の親戚が引っ張ってきた患者さん。『左腕にお嬢さまの幽霊が憑いちゃってるんだ』ってさ」
「精神医学はオカルトじゃないぞ」
「分かってるって。それで、彼のこと頼めるかなあ」
「別に、患者なら診るさ」
「ありがとう柴田君、ここはお兄さんが奢っちゃう」
「タバコにしてくれ。今度、税金あがるから」


▼▼▼
 という冒頭部しか書けず投げた文章の供養。(兼、広告消し)
 医療関係の知識に明るくないので、きちんとした話にできる気がしなくなったのが原因。せめて舞台設定を現代日本にすればなんとか、と思ったのに扱いたい題材その他がややこしすぎた……。

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2014/01/23[Thu]
 ギリギリギリ
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 多分CPじゃないんだけど、なんで描いたのかわからない。

 キャラの描写で、宵藍は男らしさを突っ走れればいいなーっていうのと、仁はそうでもないなーっていうのが混ざって、「じゃあ一緒にすればどちらも引き立つよね!」的な何かだったと思います。しかし、なぜこうなった。
 ちなみに単純な腕力は宵藍の方が上。

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2013/05/10[Fri]
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◆創作「青嵐」に絵『喝酒会』。画像はラフですが、あまり変わらない気ががが。
  敵味方を無視して全員詰めるという暴挙に全私が泣いた。

 ツイッタータグ“#お宅のお子さんが酒を飲んでしまったらどういう状態になるんですか”を見て衝動的に描いたものです。酔った状態というか、酒の飲み方に近い気がしますが。
 以下、酒と我が子に関する箇条書き。絵頁内のやつ+αです。

サリフ
 鬼のような酒豪、枠。多分、人生で一度も酔ったことがない。軽くふらつくとかも皆無。
 胃の容量が許す限り飲める。どんなに強い酒だろうが水同然に飲み続けられるので、いっそ恐い。街中の酒を平らげられるのではないか。それでもやっぱりシラフ。恐い。

テムル&ジュチ
 どちらも、かなり強い。基本的に草原の人間はアルコール耐性が高め。(日常的に口にする機会が多いため)
 職業側あまり飲まないが、飲む時は度数高い清酒をかぱっと。酔いは軽く、饒舌になる程度。


 弱くはないが深酒する時がある。たいていは気分よくほろ酔いで終わるが、うっかりすると、がっと飲んで泥酔。
 酔っ払うと人恋しくなるタイプだが、くっつきたい対象がいない・見つけられないと(´・ω・`)。


 レギュラー最弱。現代で言えば缶ビール二~三本とかで陥落する。
 飲むと早い段階で寝てしまう。なので飲まない。周りを潰す。徹底して潰す。


 強い。更に酔っ払うまでが遅い。肌色の関係から、赤くなるまでは早いのに。
 酔ってもシラフの時と大差がなく、せいぜい思考行動が鈍くなるくらい。よって宴会などでは後始末を押し付けられる役。

春香
 弱い方だが、酔うのと潰れるまで長い。かぱかぱ飲まず、ちょっとずつ飲むせい。
 酔うとスキンシップ過剰に。普段我慢している分、身内にくっつきたがるようになる。あと、行動がとっぴになる。

太清
 強くはない。子どもだから。量も飲まない。儀礼的に飲む機会はありそう。

宵藍
 割りと強い。しかし、大袈裟に「強い」と言えるほどじゃない。
 酔うと愚痴っぽくなる。または説教じみる。どんなに酔っても姿勢はハキハキ。醜態っていう醜態は晒さないんじゃないかなぁ。

曙紅
 まあ強い。そんじょそこらのオジサン連中よりずっと強い。が、そのために深酒になりがち。ストレスに応じて飲んでしまう。
 酔っ払うと感極まりやすくなり、すぐ泣く。泣き上戸。(絵では宵藍がいるのでにっこにこ)

章丹
 まあまあ弱い。曙紅がレベル50なら章丹はレベル28とかそういう感じの微妙な弱さ。
 飲むと声が大きくなったり、リアクションが大きくなったり、何かが吹っ切れる。敬語キャラだがタメ口解禁するかも知れない。

ネルグイ
 酔っ払うための肉体機能がない。よって、酔わない。ただ液体を飲んでいることになる。


 並べるとこんな感じ。(太清は成長の余地、ネルグイは特殊なので除外)
強  サリフ>(常識の壁)>ジュチ、テムル>刃≧曙紅≧色>宵藍>(多分ここが一般平均)≧章丹>春香>仁  弱

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2013/04/06[Sat]
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◆創作【青嵐】の小説に、短編『清く、時明け』。

 『青嵐』という世界における、死生観について考えていました。
 始めは、「青嵐世界に幽霊は存在するか?」と言う疑問でした。
 青嵐の世界は。神がいる、妖怪がいる。この世界では「まあ、まずいないだろう」という存在が確実である世界です。だから、幽霊くらいいてもおかしくないだろう。そうは思うのですが、なぜか、幽霊がいるとは感じられず、そういう話は考えきれませんでした。今も、青嵐で“幽霊が出る話”を書ける感じはしません。
 けれど、「魂がある」という感覚は、確かにあるのです。
 それをぼんやり煮詰めているうちに、青嵐の世界では、魂は水に似ているのではないかと思いました。
 川を流れ、海に至り、天へ昇って、雲となり、雨となって、やがてまた大地に還るものではないかと思いました。


 『清く、時明け』作中に出てくる“清洛節”は、青嵐オリジナルの行事です。名称は、ピンイン読みしても同じ音になる“清明節”から持って来ました。先祖の墓参りなどをする、日本でいう“お盆”にあたる年中行事だそうです。丁度、今くらいの時期だとか。
 作中であまり説明できなかったのですが、清洛節は、シフ族にとっての“お盆”のような祭祀です。東の神たる青龍に由来する二色の花に、亡くした同胞の魂や、遺された者の思いを託して川(あの世)へと流すものです。

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