番外編『好き嫌いの話』な落描き。
今週は地味に365題の消化に励んでみました。(文章力仮死中のためリハビリ) 現在の消化率は69/365くらいですかね。一年経ってるのに半分も到達していない自分に胃が痛むぜぇ……。 365題はミニ更新なので、更新履歴には書かないですし、載せ方が載せ方なので後書きもつけないのですが、解説ついでに今週の消化分(+α)で書いてみます。 追記からどうぞー。 | ※番号順
001『ほおづえついて』 出演は、春香と太清の庫姉弟。距離感みたいなものを書きたかった。 「鳳凰なる大鳥が留まる木」とは、「梧桐」のことです。『青嵐』では春香の予知夢能力の呼称です。ちなみに、青嵐世界では四神+麒麟=信仰なので、鳳鳳は別の宗教か世界の動物といったところです。 「桌子」はテーブルの意。
003『再会』 出演は、仁さんと色さん。『風雲濫觴』編終了後のどこかです。 仁さんは、色さんとサリフの関係が親しいかどうかを探り(見張り)に来たのかも知れないし、そうじゃないかも知れない。
010『生まれる前』 出演は、宵藍と章丹。 二人の年齢差は十歳以上あります。宵藍の幼少~青年期の世界情勢が過酷なら、章丹はギリギリ過渡期を越えたあとですかね、と。
031『シングルライフ』 出演は、刃と“一陰”の一人・項英。仁のような上司相手でなく、仲間に対する刃を書きたかった。なお、項英の方が年上なので微妙に敬語です。 仁さんは別にプライベート探られて怒ってる訳じゃないです。単に二人の不注意っぷりにぷんすこ☆してるだけです。
083『髪を切る』 出演は、春香と刃。 男性は髪を伸ばすのが難しいそうですが、刃の髪は春香が大事に手入れしているためセフセフ。春香は髪フェチです。
142『チーム』 出演は、サリフと春香。あんど、仁さん。 チーム:おばかさん。もうそれしか言えない。 “青史汗簡”とは、歴史書のことです。他国文化に疎いサリフに出されたのは歴史問題なのさ……。
149『兄弟』 出演は、章丹と曙紅。 150『姉妹』の対比ですね。章丹にはやや歳の離れた兄がおります。なお、彼の実家は煙草(=薬含む)で有名な大商家です。
184『プレイヤー』 出演は、太清と刃。 これもまた距離感を書きたかったもの。春香に対する刃と、太清に対する刃。仁に対する太清と、刃に対する太清の違いを匂わせることができたら上々です。仲はいいんだけど、なんだか不思議な感じの二人。 シャンチー(中国将棋)のルールがよくわかりません……。よって、そこはふんわり書きました……。
223『仕返し』 出演は、サリフとモブ娘・婷衣。彼女は侗族モデルの歌う村の人間です。 番外も番外のケが強いSSSですね。もしかすると本編終了後かも知れないってくらいには時間軸解らないです。サリフの目が青いので過去ではない。 サリフ歌ウマ説を提唱したかっただけかも知れない……。歌詞はオリジナルでござい。 「箜篌」は古代東アジアで使われていた弦楽器のひとつです。ようつべに音があったのですが、ハープとヴァイオリンの間のようないい音色でした。
285『まなざし』 出演は、刃とモブおじさん(って書くとエロ同人くさい)。 おじさんは、刃を幼少期から知ってる人間で、元軍人とかですかね。そんなんで、ちっちゃい頃の刃と、今の刃の成長っぷりとか、変わらない部分とかをなまあったかく見つめられる人です。 ついでに刃が町にいるとちょっと目立つよ! みたいな部分もぶち込んだ。首都の往来は派手な人間も行き交っていますが、群を抜いて目立つだろうな、刃。 「大虎」は大酒飲みの意。
293『包装』 出演は、章丹。それから、男は二束三文(SSS)に書いた『鍍金の人』こと“一陰”の間者・祺瑞です。 上司(宵藍)、同僚(曙紅)以外に対する章丹を書くつもりが、騙され章丹ができあがったよ! 祺瑞は自分の化け方がどこまで通じるか試したんじゃなかろうか。 「玉樹芝蘭」は中国の伝統的な紋様の名称です。「玉樹」は玉のように美しい木、「芝」はめでたい兆しとされる霊芝、「蘭」はフジバカマのことで、優れた人材の喩えでもあります。
▼+αな話。 ・090『ジャポニズム』と316『あのころ』に登場している鍛冶師は同一人物。 ・052『手紙』は、196『さよなら』の後日の話。
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