Pentecost.
2025/04/19[Sat]
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2021/09/13[Mon]
◆創作『青嵐』小説-番外編『鷓鴣の声』
を更新しました。
扱いはサリフメインだけどサリフは脇役な感じの短編です。
以下、いつもの解説放送。今回はちょっとした補足もあって長め。
読後推奨&反転でどうぞ~。
▽
雷電木、赤実成り木、
花楸樹
:どちらもナナカマドの別称。ナナカマドと言えば「七度かまどにくべても焼けないほど硬い」で有名だけど、実際は焼けるしあまり硬くもないそうな。他にも“ツグミの木”なんて異名がある。
鳥馬:ツグミの別称。
天牛:カミキリムシの別称。ナナカマドの葉を食べる。
霧濁る:白露(九月上旬)を意味する語。
野分:秋~冬のあたりに吹く強い風のこと。
鷓鴣:キジ科の野鳥。悲しげな声で鳴くとか。ニュアンスとしては李白の詩『越中懐古』と故事成語『臥薪嘗胆』の元ネタの顛末を含む。
ジアとチヨウの名称由来:ジアは「檟」、チヨウは「楸」から。どちらも同じ樹木(ひさぎ)を指す字。
ハオの名称由来:「鉋」から。
主人(not固有名):文中にあったようにジアの叔父(父の弟)。雷電木の資産価値に欲をかき、外部の人間を招いて雷電木を守護する鶫族を皆殺しにした。豪邸は雷電木を売りさばいて得た金によるもの。里を出て間もなく結婚し、娘の誕生にさいして嫁入り道具を仕立てようと思った結果が今回。なお妻と娘は産後の関係で実家にいた。セーフだね。
ジア:無加工の雷電木が持ち込まれる日を待っていた。鶫族なら卸す時そうするから。同族殺しは死ぬさだめであります。
サリフ:同情したので手を貸した。でもあとのことは知らない。
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